アジアケラトプス
学名:Asiaceratops
意味:アジアの角のある顔
記載:ネソフ、 カズニシュキナ & チェレパノフ, 1989
生息していた時代:白亜紀後期 / オーブ期〜チューロン期?
分類:鳥盤目・周飾頭亜目・角竜下目・プロトケラトプス科
全長:約1〜2m 重さ:約180kg 食性:植物食
分布:ウズベキスタン
模式種:A.salsopaludalis
他の種:-
誤認種:A.sulcidens
[解説]
アジア(主にウズベキスタンやモンゴル)の白亜紀後期の地層から発見された小型の角竜類です。体長は約1メートル以下と推定され、植物食性の恐竜でした。化石は断片的で、短いフリルや小さなフリルを持っていたと考えられますが、詳細な姿は不明です。分類には議論があり、プロトケラトプス類とされることもあります。アジアにおける角竜類の進化や分布を知るうえで重要な恐竜とされています。
<参考文献>
デヴィッド・ランバート&ダイアグラム・グループ(岡崎淳子 訳)『恐竜データブック』1992 、大日本絵画
冨田幸光『小学館の図鑑NEO 恐竜』2002 、小学館
冨田幸光『小学館の図鑑NEO〔新版〕恐竜』2014 、小学館
<参考Webページ>
Robert Margulski『DINOSAUR GENERA』http://www.dinosaurs-on-stamps.info/d-genera.html
Uwe Jelting『Dinodata.de』https://dinodata.de/index.php