管理人が博物館や博覧会などで撮影してきた写真をご紹介。博物館や博覧会に行く機会のある方はご訪問された後ご覧になることをおすすめします。ネタバレ注意です。
学名:Adasaurus
意味:アダ(悪魔)のトカゲ
生息していた時代:白亜紀後期 / カンパニア期〜マーストリヒト期
分類:竜盤目・獣脚亜目・ディノニコサウルス下目・ドロマエオサウルス科
全長:約2m 重さ:約15kg 食性:肉食
分布:モンゴル
模式種:A.mongoliensis
他の種:-
誤認種:A.montanus, A.nanus, A.pusillus, A.valdensis
[解説]
モンゴルの白亜紀後期の地層から発見された小型の二足歩行の肉食恐竜です。発見されたのはゴビ砂漠のネメグト層からで、頭骨の一部、椎骨、骨盤、後肢などを含みます。本属は他のドロマエオサウルス科と同様に、第二趾の大きく湾曲した鎌状の鉤爪を持ちますが、爪の形状はやや短く頑丈で、他種とは異なる特徴とされます。分かっていないことも多く、今も研究が続けられています。