管理人が博物館や博覧会などで撮影してきた写真をご紹介。博物館や博覧会に行く機会のある方はご訪問された後ご覧になることをおすすめします。ネタバレ注意です。
学名:Abrictosaurus
意味:油断のないトカゲ
生息していた時代:ジュラ紀前期 / エッタンジュ期〜シネムール期
分類:鳥盤目・鳥脚亜目・ヘテロドントサウルス科
全長:約1.2m 重さ:- 食性:植物食
分布:レソト(南アフリカ)
模式種:A.consors
他の種:-
誤認種:-
[解説]
南アフリカ・レソトのジュラ紀前期の地層から発見された二足歩行性の小型植物食恐竜です。※機能の異なる歯を持ち、前歯に小さな犬歯状の歯を、奥歯に臼歯状の歯を備え、多様な植物食に適応していたと考えられます。犬歯は近縁種より小さく、より草食性に偏っていたとされます。主に植物を食べましたが、昆虫などを補助的に摂取した可能性もあります。群れで行動し、捕食者から素早く逃げる能力を備えていたと考えられます。
※異歯性(heterodonty)のこと