アマゾンサウルス
学名:Amazonsaurus
意味:アマゾン(南米の熱帯雨林)のトカゲ
記載:カルヴァーリョ、 アヴィラ & サルガド, 2003
生息していた時代:白亜紀前期 / アプト期〜オーブ期
分類:竜盤目・竜脚形亜目・竜脚下目・ディプロドクス科
全長:約10m 重さ:- 食性:植物食
分布:ブラジル
模式種:A.maranhensis
他の種:-
誤認種:-
[解説]
ブラジル・マランハン州の白亜紀前期の地層から発見された中型の植物食恐竜です。椎骨や骨盤、尾の一部など断片的な化石によって記載されました。骨の特徴からディプロドクス類だと考えられますが、より原始的な特徴をもっており、レッバキサウルス類だとする説もあります。白亜紀初期のゴンドワナ大陸(特に南米)における初期竜脚類の進化と分布を知るうえで重要な存在です。
<参考文献>
デヴィッド・ランバート&ダイアグラム・グループ(岡崎淳子 訳)『恐竜データブック』1992 、大日本絵画
冨田幸光『小学館の図鑑NEO 恐竜』2002 、小学館
冨田幸光『小学館の図鑑NEO〔新版〕恐竜』2014 、小学館
<参考Webページ>
Robert Margulski『DINOSAUR GENERA』http://www.dinosaurs-on-stamps.info/d-genera.html
Uwe Jelting『Dinodata.de』https://dinodata.de/index.php