学名:Amtosaurus [nomen dubium]
意味:アムトガイのトカゲ
分類:鳥盤目・鳥脚亜目・ハドロサウルス科
全長:約7m 重さ:- 食性:植物食
分布:モンゴル、ウズベキスタン?
模式種:A.magnus
他の種:A.archibaldi
誤認種:-
[解説]
モンゴルの白亜期後期の地層から発見された二足歩行性の植物食恐竜です。発見されたのは頭骨の一部のみで、非常に断片的です。当初は頭骨の形態からアンキロサウルス類と考えられていましたが、その後の研究でハドロサウルス類であることが示唆されました。しかし残存部位が少なく診断的特徴に乏しいため、系統的位置は不確かで、現在では無効名(nomen dubium)とみなされることが多いです。この属の第2の種であるアムトサウルス・アルキバルディ Amtosaurus archibaldiは、アムトサウルスとは無関係であることが分かり、アンキロサウルス科のビセクティペルタ Bissektipelta として再記載されました。