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管理人が博物館や博覧会などで撮影してきた写真をご紹介。博物館や博覧会に行く機会のある方はご訪問された後ご覧になることをおすすめします。ネタバレ注意です。

アラロサウルス

学名:Aralosaurus

意味:アラル(カザフスタンの地名)のトカゲ

記載:ロジェストベンスキー, 1968

生息していた時代:白亜紀後期 / チューロン期

分類:鳥盤目・鳥脚亜目ハドロサウルス科

全長:6〜8m    重さ:-    食性:植物食

分布:カザフスタン

模式種:A.tuberiferus

他の種:-

誤認種:-

[解説]

カザフスタンの白亜紀後期の地層から発見された植物食恐竜。鼻の上に細長い骨質の隆起を持ち、グリポサウルスやマイアサウラに似た特徴を備えていました。不完全な頭骨しか発見されておらず、分類など曖昧なところがあります。顎には約30列に並ぶ小さな歯が合計1000本近く存在し、硬い植物も効率よくすり潰すことができたと推測されています。

<参考文献>
デヴィッド・ランバート&ダイアグラム・グループ(岡崎淳子 訳)『恐竜データブック』1992 、大日本絵画
冨田幸光『小学館の図鑑NEO 恐竜』2002 、小学館
冨田幸光『小学館の図鑑NEO〔新版〕恐竜』2014 、小学館

<参考Webページ>
Robert Margulski『DINOSAUR GENERA』http://www.dinosaurs-on-stamps.info/d-genera.html
Uwe Jelting『Dinodata.de』https://dinodata.de/index.php