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管理人が博物館や博覧会などで撮影してきた写真をご紹介。博物館や博覧会に行く機会のある方はご訪問された後ご覧になることをおすすめします。ネタバレ注意です。

アミグダロドン

学名:Amygdalodon [nomen dubium]

意味:アーモンド状の歯

記載:カブレーラ, 1947

生息していた時代:ジュラ紀中期 / バージョス期

分類:竜盤目・竜脚形亜目・竜脚下目ケティオサウルス科

全長:約12〜15m    重さ:-    食性:植物食

分布:アルゼンチン

模式種:A.patagonicus

他の種:-

誤認種:-

[解説]

南アメリカ・アルゼンチンのジュラ紀中期の地層から発見された四足歩行性の植物食恐竜です。非常に断片的な部分骨格のみが知られています。化石は保存状態が悪く、数本の歯、頸椎1個、背椎3個、仙椎1個、尾椎2個、その他数点のみから知られています。しかし、これらの骨は単一個体のものではなく、サイズの異なる複数の個体が混ざっている可能性や、他の属の恐竜の骨が混ざっている可能性も示唆されています。このため、正確な形態や分類は依然として不明瞭で、さらなる化石の発見や研究が求められています。

<参考文献>
デヴィッド・ランバート&ダイアグラム・グループ(岡崎淳子 訳)『恐竜データブック』1992 、大日本絵画
冨田幸光『小学館の図鑑NEO 恐竜』2002 、小学館
冨田幸光『小学館の図鑑NEO〔新版〕恐竜』2014 、小学館

<参考Webページ>
Robert Margulski『DINOSAUR GENERA』http://www.dinosaurs-on-stamps.info/d-genera.html
Uwe Jelting『Dinodata.de』https://dinodata.de/index.php