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管理人が博物館や博覧会などで撮影してきた写真をご紹介。博物館や博覧会に行く機会のある方はご訪問された後ご覧になることをおすすめします。ネタバレ注意です。

アラシャサウルス

学名:Alxasaurus

意味:アラシャン(中国の地名)のトカゲ

記載:ラッセル & ドン, 1994

生息していた時代:白亜紀前期 / オーブ期

分類:竜盤目・獣脚亜目・コエルロサウルス下目アラシャサウルス科

全長:約3.5〜4m    重さ:約350〜400kg    食性:植物食

分布:中国

模式種:A.elesitaiensis

他の種:-

誤認種:-

[解説]

中国(内モンゴル自治区)の白亜紀前期の地層から発見された二足歩行の捕食性あるいは植物食恐竜。長い首や短い尾、前肢にある大きな鉤爪などが特徴です。テリジノサウルス類特有の形質と、基盤的な獣脚類の特徴を併せ持ち、肉食中心の獣脚類から草食性に進化する過程なのではないかと考えられている。口がクチバシ状であった点や長い消化管を収める構造、枝を引き寄せるのに適した長大な爪などから、主に植物を食べていたと考えられるが、場合によっては動物性の食物も補助的に摂取していた可能性がある。

<参考文献>
デヴィッド・ランバート&ダイアグラム・グループ(岡崎淳子 訳)『恐竜データブック』1992 、大日本絵画
冨田幸光『小学館の図鑑NEO 恐竜』2002 、小学館
冨田幸光『小学館の図鑑NEO〔新版〕恐竜』2014 、小学館

<参考Webページ>
Robert Margulski『DINOSAUR GENERA』http://www.dinosaurs-on-stamps.info/d-genera.html
Uwe Jelting『Dinodata.de』https://dinodata.de/index.php