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管理人が博物館や博覧会などで撮影してきた写真をご紹介。博物館や博覧会に行く機会のある方はご訪問された後ご覧になることをおすすめします。ネタバレ注意です。

アエロステオン

学名:Aerosteon

意味:空気の骨

記載:セレノマルティネスウィルソンヴァリッキオ & , 2008

生息していた時代:白亜紀後期 / サントン期

分類:竜盤目・獣脚亜目・カルノサウルス下目ネオヴェナトル科

全長:約11.5m    重さ:    食性:肉食

分布:アルゼンチン

模式種:A.riocoloradensis

他の種:-

誤認種:-

[解説]

南アメリカ・アルゼンチンの白亜紀後期の地層から発見された大型の肉食恐竜です。特徴的なのは、骨に空気嚢の痕跡が確認された点で、これは鳥類の呼吸システムに似た効率的な呼吸の仕組みを持っていたことを示しています。この骨の空洞化により体重が軽減され、活発に動き回ることが出来たと考えられています。

<参考文献>
デヴィッド・ランバート&ダイアグラム・グループ(岡崎淳子 訳)『恐竜データブック』1992 、大日本絵画
冨田幸光『小学館の図鑑NEO 恐竜』2002 、小学館
冨田幸光『小学館の図鑑NEO〔新版〕恐竜』2014 、小学館

<参考Webページ>
Robert Margulski『DINOSAUR GENERA』http://www.dinosaurs-on-stamps.info/d-genera.html
Uwe Jelting『Dinodata.de』https://dinodata.de/index.php