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管理人が博物館や博覧会などで撮影してきた写真をご紹介。博物館や博覧会に行く機会のある方はご訪問された後ご覧になることをおすすめします。ネタバレ注意です。

アルゼンチノサウルス

学名:Argentinosaurus

意味:アルゼンチンのトカゲ

記載:ボナパルテ & コリア, 1993

生息していた時代:白亜紀前期後期 / オーブ期セノマン期

分類:竜盤目・竜脚形亜目・竜脚下目アンデサウルス科

全長:約26m    重さ:約35t    食性:植物食

分布:アルゼンチン

模式種:A.huinculensis

他の種:-

誤認種:-

[解説]

アルゼンチンで発見された四足歩行性の大型植物食恐竜。わずかな化石しか発見されていないものの、その巨大さを推定するには十分な資料が得られている。発見された骨は非常に印象的で、背椎のひとつは成人の身長と同じほどの大きさである。他には骨盤、後脚の骨の一部などが知られている。発見当初は全長40m、体重100tとも推定されたが、これは誇張であり、近年の研究(ラペトサウルス、サルタサウルス、オピストコエリカウディアなどとの比較)で最大でも全長26m、体重30~35t前後であったと考えられる。

<参考文献>
デヴィッド・ランバート&ダイアグラム・グループ(岡崎淳子 訳)『恐竜データブック』1992 、大日本絵画
冨田幸光『小学館の図鑑NEO 恐竜』2002 、小学館
冨田幸光『小学館の図鑑NEO〔新版〕恐竜』2014 、小学館

<参考Webページ>
Robert Margulski『DINOSAUR GENERA』http://www.dinosaurs-on-stamps.info/d-genera.html
Uwe Jelting『Dinodata.de』https://dinodata.de/index.php