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管理人が博物館や博覧会などで撮影してきた写真をご紹介。博物館や博覧会に行く機会のある方はご訪問された後ご覧になることをおすすめします。ネタバレ注意です。

アラモサウルス

学名:Alamosaurus

意味:アラモ(アメリカの地名)のトカゲ

記載:ギルモア, 1922

生息していた時代:白亜紀後期 / マーストリヒト期

分類:竜盤目・竜脚形亜目・竜脚下目ティタノサウルス科

全長:約21m    重さ:約30t    食性:植物食

分布:アメリカ

模式種:A.sanjuanensis

他の種:-

誤認種:-

[解説]

北アメリカの白亜紀後期の地層から発見された四足歩行の大型植物食恐竜。北アメリカで白亜紀後期まで生息していた唯一の竜脚類であり、白亜紀末の大量絶滅直前に生きていた最後の大型竜脚類の一つと考えられている。1922年に記載されてからもアメリカ各地で化石が発見されるが、不完全なものが多かった。しかし、2002年にテキサス州で若い個体の比較的まとまった化石が発見され、成体の体長や体重が推定されたことによって、アルゼンチノサウルスやプエルタサウルスに匹敵する大きさに達したことが示唆されている。

<参考文献>
デヴィッド・ランバート&ダイアグラム・グループ(岡崎淳子 訳)『恐竜データブック』1992 、大日本絵画
冨田幸光『小学館の図鑑NEO 恐竜』2002 、小学館
冨田幸光『小学館の図鑑NEO〔新版〕恐竜』2014 、小学館

<参考Webページ>
Robert Margulski『DINOSAUR GENERA』http://www.dinosaurs-on-stamps.info/d-genera.html
Uwe Jelting『Dinodata.de』https://dinodata.de/index.php