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管理人が博物館や博覧会などで撮影してきた写真をご紹介。博物館や博覧会に行く機会のある方はご訪問された後ご覧になることをおすすめします。ネタバレ注意です。

アルティリヌス

学名:Altirhinus

意味:高い鼻

記載:ノーマン, 1998

生息していた時代:白亜紀前期 / アプト期オーブ期

分類:鳥盤目・鳥脚亜目イグアノドン科

全長:約8m    重さ:-    食性:植物食

分布:モンゴル

模式種:A.kurzanovi

他の種:-

誤認種:A.orientalis

[解説]

モンゴル・ゴビ砂漠の白亜紀前期の地層から発見された四足、時に二足歩行の植物食恐竜。1981年にソ連・モンゴル合同調査隊によって発掘されました。最大の特徴は高く盛り上がった鼻で、これはイグアノドン類の中でもより進化的なハドロサウルス科に見られるクレスト(頭部の隆起)の原型とも考えられています。当初はイグアノドンの一種とされていましたが、1998年にイギリスの古生物学者デヴィッド・ノーマンによってアルティリヌスと命名されました。

<参考文献>
デヴィッド・ランバート&ダイアグラム・グループ(岡崎淳子 訳)『恐竜データブック』1992 、大日本絵画
冨田幸光『小学館の図鑑NEO 恐竜』2002 、小学館
冨田幸光『小学館の図鑑NEO〔新版〕恐竜』2014 、小学館

<参考Webページ>
Robert Margulski『DINOSAUR GENERA』http://www.dinosaurs-on-stamps.info/d-genera.html
Uwe Jelting『Dinodata.de』https://dinodata.de/index.php