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管理人が博物館や博覧会などで撮影してきた写真をご紹介。博物館や博覧会に行く機会のある方はご訪問された後ご覧になることをおすすめします。ネタバレ注意です。

アラゴサウルス

学名:Aragosaurus

意味:アラゴン(スペインの地名)のトカゲ

記載:サンスバスカリオーニカザノヴァ & サンタフェ, 1987

生息していた時代:白亜紀前期 / バーレム期

分類:竜盤目・竜脚形亜目・竜脚下目カマラサウルス科

全長:約18m    重さ:約15t    食性:植物食

分布:スペイン

模式種:A.ischiatus

他の種:-

誤認種:-

[解説]

スペインの白亜紀前期の地層から発見された四足歩行性の大型植物食恐竜です。全長は約18メートル、体重は約15トンと推定される。歯は縦の溝をもつ匙状で、尾の最初の数個の椎骨は頑丈で神経棘状の突起を備え、尾の基部上部で強い腱や靭帯を支えていたと考えられます。カマラサウルス科の恐竜は世界各地で発見されており、アラゴサウルスの発見は、ジュラ紀末から白亜紀初頭にかけて、すべての大陸がパンゲアという大きな陸塊を形成していたという説を裏付けるものです。

<参考文献>
デヴィッド・ランバート&ダイアグラム・グループ(岡崎淳子 訳)『恐竜データブック』1992 、大日本絵画
冨田幸光『小学館の図鑑NEO 恐竜』2002 、小学館
冨田幸光『小学館の図鑑NEO〔新版〕恐竜』2014 、小学館

<参考Webページ>
Robert Margulski『DINOSAUR GENERA』http://www.dinosaurs-on-stamps.info/d-genera.html
Uwe Jelting『Dinodata.de』https://dinodata.de/index.php