学名:Aardonyx
意味:地球のつめ
記載:イェーツ、 ボナン、 ネヴェリング、 チンサミー & ブラックビアード, 2009
全長:約6.5m 重さ:約800kg 食性:植物食
分布:南アフリカ
模式種:A.celestae
他の種:-
誤認種:-
[解説]
南アフリカのジュラ紀前期(約1億9500万年前)の地層から発見された原始的な竜脚類である。基本的には二足歩行だったが、前肢も比較的発達しており、四足歩行も可能だったと考えられている。これは、のちの巨大な竜脚類へと進化する過程の恐竜であり、重要な存在とされる。頭部は小さく、首が長いのは竜脚類の典型的な特徴で植物を効率よく食べるのに適していた。また、植物をすりつぶすのに適した歯と顎の構造を持っており、竜脚形類の進化、特に歩行様式と摂食行動の変化を理解する上で非常に重要な発見であるとされる。