学名:Algoasaurus [nomen dubium]
意味:アルゴア湾のトカゲ
生息していた時代:ジュラ紀後期〜白亜紀前期 / チトン期〜ヴァランジュ期
全長:約9m 重さ:- 食性:植物食
分布:南アフリカ
模式種:A.bauri
他の種:-
誤認種:-
[解説]
南アフリカから発見された四足歩行性の植物食恐竜です。1903年頃、現在の南アフリカ東ケープ州で鉄道建設中に偶然化石が発見され、1904年にスコットランド出身の古生物学者ロバート・ブルームによって記載されました。化石の多くは工事中に破壊され、現存する資料は胴椎や肋骨の断片などごく一部に限られています。そのため分類学的位置づけは不明確で、椎骨の特徴などから、ティタノサウルス類に近いと考えられていますが、決定的な証拠には乏しく、属としての独自性には疑問があります。アフリカ南部で最初に記載された竜脚類として、歴史的に重要な存在です。