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Agujaceratops

管理人が博物館や博覧会などで撮影してきた写真をご紹介。博物館や博覧会に行く機会のある方はご訪問された後ご覧になることをおすすめします。ネタバレ注意です。

アグジャケラトプス

学名:Agujaceratops

意味:アグジャ(地層名)からでた角竜

記載:ルーカスサリヴァン & ハント, 2006

生息していた時代:白亜紀後期 / カンパニア期

分類:鳥盤目・周飾頭亜目・角竜下目ケラトプス科

全長:-    重さ:-    食性:植物食

分布:アメリカ

模式種:A.mariscalensis

他の種:A.mavericus

誤認種:-

[解説]

アメリカ・テキサス州のビッグ・ベンド国立公園内の白亜紀後期(約7600万年前)の地層から発見された大型の角竜類です。初めはカスモサウルス・マリスカレンシスChasmosaurus mariscalensisとして1989年に記載されましたが、分析が進むに連れペンタケラトプスにも似た特徴が見受けられ、カスモサウルスではなくペンタケラトプスの祖先にあたる恐竜ではないかと考えられるようになりました。このため、2006年に独自の属として再分類されアグジャケラトプスとなりました。北アメリカ南部における角竜類の多様性や進化的関係を明らかにするうえで重要な恐竜です。

<参考文献>
デヴィッド・ランバート&ダイアグラム・グループ(岡崎淳子 訳)『恐竜データブック』1992 、大日本絵画
冨田幸光『小学館の図鑑NEO 恐竜』2002 、小学館
冨田幸光『小学館の図鑑NEO〔新版〕恐竜』2014 、小学館

<参考Webページ>
Robert Margulski『DINOSAUR GENERA』http://www.dinosaurs-on-stamps.info/d-genera.html
Uwe Jelting『Dinodata.de』https://dinodata.de/index.php