アゼンドサウルス
学名:Azendohsaurus
意味:アゼンド村(モロッコ)のトカゲ
記載:デュテュイ, 1986
生息していた時代:三畳紀後期 / カール期
分類:竜盤目・竜脚形亜目・原竜脚下目・?(不明)科
全長:約1.8〜2m? 重さ:- 食性:植物食
分布:モロッコ
模式種:A.laaroussi
他の種:-
誤認種:-
[解説]
北アフリカ・モロッコの三畳紀後期の地層から発見された草食性の非恐竜型の主竜類です。1972年、モロッコのアゼンド村近くで発見された化石に基づき記載されました。最初はその葉状歯や下顎の構造から原始的な竜脚形類だと考えられていましたが、後に恐竜ではなく、恐竜に近縁な非恐竜型の主竜類(non-dinosaurian archosaur)であることが分かりました。
<参考文献>
デヴィッド・ランバート&ダイアグラム・グループ(岡崎淳子 訳)『恐竜データブック』1992 、大日本絵画
冨田幸光『小学館の図鑑NEO 恐竜』2002 、小学館
冨田幸光『小学館の図鑑NEO〔新版〕恐竜』2014 、小学館
<参考Webページ>
Robert Margulski『DINOSAUR GENERA』http://www.dinosaurs-on-stamps.info/d-genera.html
Uwe Jelting『Dinodata.de』https://dinodata.de/index.php