映画 果てしなきスカーレット
細田守監督最新作「果てしなきスカーレット」観てきました。あまり評判も良くなく、今までの作風とはガラっと変わっていたので自分もあまり観たいなという感じではなかったのですが、細田さんの作品は今まですべて観てきたので観ないで後悔するのも嫌だし、評価することも出来ないので映画館に行ってきました。
自分の率直な感想としては、やはり面白いものではありませんでした。今までの細田さんの作品は夏に公開されており、子どもの成長を描いていました。しかし、今回の公開は冬。主人公も子どもではありません。今までととは明らかに違います。
ストーリーはとてもじゃないですが良いとは言えません。突っ込みどころが多く戸惑う所もありました。全体的に粗さが目立ちましたが、細田さんが鑑賞者に伝えようとするメッセージはすばらしいものがあったと思います。いろいろ考えさせられる作品だと思います。現実に私たちの取り巻く環境は非常に不安定で何が起こっても不思議はありません。それでも私たちは生きていかなくてはなりませんし、平和を望んでいます。しかし、その平和は当たり前ではありません。努力して平和を作らなければならないのです。そのためにはどうしたら良いのか。人を信用する?信用しない?信用したい?犯した罪を赦す?赦さない?赦せない?生きることは楽しいことだけではありません。悲しいこと苦しいこともたくさんあります。その中で私たちはどういう選択をし、生き方をするのか。
話は少しズレますが、ネットやニュースの情報は正しいのか。それを信じる、信じないのは私たち次第です。気を付けなくてはいけないのはそれらは配信者のフィルター(思想や経験)を通して書かれているということです。それらの真偽を確かめるには自分の目で見て調べるしかありません。しかし、そんなことはネットやニュースでは不可能です。だから、様々な人々の目を通し、いろいろな意見を取り入れ、まとめられたものを見る必要があります。情報を鵜呑みにせず、様々な意見を聞き、自分で調べ確かめる。これらも今の私たちに求められることだし、やらなくてはならないことだと思います。
映画の評価もネットで簡単に見れますが、まずは自分で観に行くことが大切ではないでしょうか。話を元に戻しますが、ストーリーは良くありませんでしたが、映像美や音響は凄まじく非常に迫力がありました。これまでのような楽しめる作品ではありませんでしたが、細田さんが今の私たちに、そして子どもたちに伝えたいことがあったのではないでしょうか。これから先どうなるのかは誰にもわかりませんが、平和を信じて努力し生きていかなくてはいけないと認識させられた映画でした。長くなりましたが以上です(笑)